政府は3/12現在、新型コロナウイルス禍で困窮する子育て世帯に特別臨時給付金を支給することを検討しています。
ネット上では、様々な意見が飛び交っています。
国民の税金を使うのだから、関心も高いのも当然です。
この記事はこんな方におすすめ！
- これまでの子育て世帯に対する給付金の経緯について知りたい人
- 今回の政策に対する意見を知りたい人。
目次
コロナ禍における、低所得のひとり親世帯への給付金は2回実施済み
これまで低所得のひとり親世帯に対し、過去二回、第1子に対し5万円、第2子以降は3万円を支給してきました（2021年3月13日現在）。
これを特別臨時給付金と言います。
そして今回再び特別臨時給付金を給付する流れになっています。
内容は次の通りです。
- ひとり親世帯のみならず、ふたり親（両親がいる）世帯にも支給
- 第2子以降も5万円支給
一般的に、ひとり親世帯の方が貧しいケースが多いことで知られていますが、ふたり親世帯でも貧しい家庭はもちろんあります。
そんな人たちのために、支援策の一つになればという趣旨の政策になります。
子育て支援団体から、「両親がいる世帯も貧しいケースはあり、文房具も買えないという声が出ている」という意見があげられたそうです。
世間の反応は？ネット上では反対の声が大多数！
このニュースが出るや否や、案の定と言いますか、ヤフコメは荒れるに荒れました。
その内容を見てみましょう。
給付金を支給するなら、一律給付をしろ！
みんなに一律でやりなよ。
誰が税金払ってると思ってんの？
なんで非課税で払ってない人や、少ない税金しか納めてない人にやるんだよ。
不公平だ
（Aさん）
うーん。
不公平感が出るから、やっぱり、全員に１０万円が良いですよ。
去年も、最初は『一部の世帯に３０万円』から『全員に１０万円』になったでしょ？
お願いしますよ！
（Bさん）
同じ納税者なのに、なぜ線引きするか理解ができないという意見はごもっとも。
例えば、年収500万円なら100万円近く社会保障などの税金で消えていきます。
その残ったお金（手取り収入）にはさらに消費税がかかりますしね・・・。
もはや税金免除にして
もう給付じゃなくて税金免除してくれるのが1番平等。
今ばら撒いてる給付金とか飲食店への協力金って、のちのち税金上げたりして所得がある程度ある家庭から巻き上げようとしてるんだからみんなを平等に扱って欲しい
（Cさん）
消費税を期間限定で下げてほしいなどの意見も見受けられました。
確かに、そちらの方が公平感はありますよね。
高所得者は高額なものも買う機会が多いですから、消費税が下がれば大きな恩恵を受けられます。
低所得者も、生活必需品が安くなれば助かりますよね。
参考
引用で増税について書かれていたので参考までに・・・。
2020年1月1日から、子育て世帯・介護世帯以外の年収850万円超のサラリーマンは
給与所得控除額が220万円から195万円まで引き下げられました。
結果的に増税となりました。
このように、世間一般では高所得のサラリーマンを狙い撃ちにした増税が今後も増えるかもしれません。
一生懸命働いても税金取られるとモチベーション下がるので、これに関しては愚策だと思います。
立場が違くても、一律を求める声も
こどものいるふたり親世帯です。ですが、これには反対です。
なぜ独身であったり子育て世帯以外には給付を考えないのですか？
一生懸命税金を納めてくれてるのはその方たちも一緒です。コロナと戦っているのも一緒です。
みな一律をなぜそんなに嫌がる？お願いばかりで給付もなにもないからみんな動き出しますよ。
はやく一律を決めてください。たった一度きりの10万円で国民が納得するとでも？ほんとなめられてますよね。
（Dさん）
仮に給付金をもらえる立場でも、一律給付で無いことに疑問を持つ人も一定数います。
これくらいの気持ちの余裕は欲しいですよね。
国民を分断して意見衝突させ、政府への批判を避けようと企ているんじゃないかと思うくらい、近年は一方を優遇する対策が目立ちますよね。
独身は税金面では圧倒的に不利。コロナ禍前から優遇されている子育て世代
出典：Pixabayより
さて、独身は毎度のことながら何の恩恵も受けられませんよね(笑)
その上、独身には独身税を導入すべきだという声もよく耳にすることも・・・。
「独身はお金がかからないんだから、余っているだろ！」と思われるのが一因です。
しかし、それは誤解ですし、コロナ禍前から子育て世代は社会保障の面でかなりの恩恵を受けています。
既に独身は間接的な独身税を支払っているのですが、なかなかに理解されないのが悲しいところ（泣）
そのあたりについては、独身税に関する記事で詳しく解説してるので、ぜひお読みください。
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【不要】独身税とは？日本での導入予定はなく、必要もない
国の方針は個人の力では変えられない、自分が稼げる人間になることを考えるべき
出典：Pixabayより
残念ながら、国が決めたことについてネット上で文句言っても大した意味はありません。
そもそも、このような政策を出す政治家を選んだのも、私たち国民です。
昨今の選挙の投票率も、依然として50%前後。
しかもその中には
「名前でなんとなく」
「知っている人だから」
「適当に選んだ」
というような理由で投票している人も数多く含まれています。
そう考えると、今の政治に対して文句を言える人がいったいどれほどいるのか、甚だ疑問です。
文句ばかり言って、自分は何の行動もしない・・・そんな人が増えすぎているように思います。
もちろん、給付金がもらえるならば欲しいですよね。
ただそんなことを期待するより・・・
自分が稼げる人間になることを考えた方がよっぽど合理的では無いですか？
今お金が無くて大変ならば、ほとんどの場合自分に問題があります。
転職・副業・投資など自分の人生をより良くするための情報はあふれています。
それなのに何の行動もせず、不平不満を言っていても誰も助けてくれません。
とにかく行動しましょう！
自分の会社に将来性を感じないなら転職をしましょう。
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本業のみで生活を送ることに不安を覚えるのであれば副業をしましょう。
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働かなくてもお金が入ってくる仕組みを得たいのであれば、株や債券に投資をしましょう。
国に文句を言いたい気持ちもわかりますし、税金を無駄遣いする政治家に腹を立てるのも無理はないですが
それは選挙で意思表示をしましょう。
自分の生活自体は、自分の力でより良くするようにしましょう。
そのようなマインドを持てば、人生がより良くなる確率がアップします。
行動しましょう！
