こんな疑問にお答えします。
本記事の信頼性
最近では認知度も上がってきた退職代行。
数年前にテレビで取り上げられてから、大きな話題を呼びました。
そんな方のために退職代行について解説します。
トラブルや失敗するリスクについても学びましょう!
この記事はこんな方におすすめ!
- 退職代行について知りたい人
- 退職代行の利用を検討している人
- 退職代行のトラブルやリスクについて知りたい人
- 退職したくても、言い出すのが怖くて悩んでいる人
退職代行とは、円満退職をサポートするサービスです
退職代行とは、「労働者が会社を退職したいときに、代わりに退職手続きを行ってくれるサービス」です。
- 退職の手続きがめんどくさい
- もう会社に行きたくない
- ハラスメントを受けていて怖い
さまざまな理由で退職代行サービスは利用されます。
その需要の高さから、ここ数年で退職代行サービスを行う業者は急増しました。
多くのマスメディアにも取り上げられたため、その存在を知る人も多くなりました。
そもそも私たちには、”退職の自由”がある
私たちには退職の自由があることをご存知でしょうか?
私たち労働者(1年以下の有期雇用労働者を除く)には、退職の自由が保障されています。
誰の許可も必要なく、いつでも会社に退職の意思を表明して、退職することができます!
しかし、ブラック企業などでは、退職を伝えた労働者を執拗な引き止めるケースがあるんです。
執拗な嫌がらせをして、退職を撤回させようとするケースも・・・。
このようなケースでは、せっかく転職先に内定をもらったのに、なかなか退職できなかったり・・・
とにかく厄介なんです。
それを救うべく、スムーズに円満に退職を実現するのが退職代行サービスです。
退職の本当の理由は人間関係が多い!けど、それを直接伝えることは少ない。
実は、退職する時に本当の理由を言う人は少ないです。
基本的に、鋼のハートを持っている人以外は
「給料が低いから辞めます!」
「上司が無能で愛想が尽きたからです」
なんてことは言えません。
大体の場合、それっぽい理由を作って報告することになります。
因みに本当に多い退職理由は“人間関係”です。
上司や同僚と上手くいかないという理由が圧倒的に多いです。
私も転職を考えたきっかけは上司との関係でした。
>>2位は労働時間、では1位は?転職理由・退職理由の”本音”
二回目以降も、人間関係が理由の場合もありますが、年収をあげたい・スキルを向上したいなどのポジティブな理由で行う人が増えるようです。
転職することで、視野が広くなり、自身の未熟さにも向き合うことができ成果を出そうと頑張るのかもしれません。
1回の転職で100~200万円くらい上がることもありますからね。
>>厳選!年収800万円以上を目指すエリートにおすすめの転職エージェント
退職代行は、依頼主だけではなく会社にとってもメリットがある
ある時、いきなり退職代行サービスの業者から電話がかかってくるので、人事も驚くようです。
利用者が増えているとはいえ、まだまだレアケースですからね。
退職代行では依頼主からの“本当の退職理由”を、企業側が知ることができます。
あくまで、退職代行サービスの業者は、退職理由を伝えるだけの立場なので、「上司の無茶ぶりにうんざりしてたから」とか伝えられるんです。
そうすると、人事は退職者の生の声を聴くことができ、企業の体制を改善することができます。
必ずしもモンスター上司が仕事ができない人かというとそういうわけでもないので、人事としても気づけないことがよくあるそうです。
モンスター上司は自分より弱い人間と思ったら高圧的な態度を取ります。
そして、人に対して多少強引なことをしても何も思わない人たちなので、意外に売上げや成果は良いこともあります。
だからこそ、会社も背後にある問題に気づかないのでしょう。
退職代行の利用者は意外に男性が多い
男性に対して、「男たる者打たれ強くなければならない」という精神論を振りかざす人はまだまだいます。
それはパワハラにつながり、耐えられない男性が退職代行を利用します。
女性の場合は、セクハラ・パワハラを受けたという理由が多いようです。
直接的なセクハラはさすがにこのご時世なので減ってきましたが、まだまだ間接的なセクハラを行う人は後を絶ちません。
飲み会でわざと卑猥な発言をして、その時の反応をみて楽しむというゲスの極みおじさんはまだ絶滅していないようです。
また、「お茶くみやコーヒーを用意するのは女性の仕事」という”暗黙の了解”がある会社も未だに多いです。
一部の人間だけが最悪だと、退職の決心がつかないことも
会社の”一部の人間だけが最悪”ということもあるでしょう。
むしろそのようなケースの方が多いかもしれませんが、注意が必要です。
上司がクズでも、周りに良い人が多い場合、退職をためらってしまうことがあるんです。
しかし、それが仇となり、なかなか退職に踏み切れず、結果的に自分が長い間苦しい思いをすることになります。
語弊はありますが、あなた一人が辞めるだけで回らなくなる会社はどの道、先が思いやられます。
本来、従業員の突然の退職といった不測の事態が起きても、会社が回るようにする必要があります。
そして、それは経営陣の仕事ですので、あなたが気に病む必要は全くないのです。
あと、残酷な真実ですが、あなたの周りの良い人もあなたが苦しんでいても助けてくれませんよね?
だからこそ苦しんでいると思うのですが・・・。
そういう人たちも自分たちの生活があるので、矢面に立ってあなたを守ってくれることはおそらく無いでしょう。
残念ですが、会社というのはお金を稼ぐというのが第一目的なので、それ以上の関係性を作ることは困難なんです。
実際、退職すると前の会社の人と連絡を取ることはほとんど無くなります。
そのため、会社に残された人たちのことについて、あなたが必要以上に気に病むことはありません。
むしろ、あなたがいなくても何とかできる人たちだと信じてあげる方が良いのではないでしょうか?
退職代行に依頼するメリットは?
無駄な時間と精神的コストを支払わなくて良くなることです。
あなたの上司にこんなことを言われる可能性はありませんか?
「なんで辞めるんだ!」
「責任感は無いのか!」
「手塩にかけて育ててきたのに恩知らずめ!」
場合によっては
「君はこれからだと思っていたのになー」
と情に訴えてくることもあります。
そもそも、転職を考えた時点で今勤めている会社に未練はもう無いはずです。
退職代行を利用すれば、退職関連の手続き殆どから解放されます!
あなたは次の転職先のことだけを考えて気楽に構えられるのが、退職代行を利用する最大のメリットと言えるでしょう。
退職代行に依頼するデメリットは?
退職代行に依頼すると当たり前ですが、お金がかかることです。
料金は数万円かかるので、さすがに安い出費と言えないでしょう。
しかし、その『辞めます』が言えない人は少なくありません。
「大人なのにそんなこともできないのか?だからダメなんだ!」
という意見も少なからずありますが、皆が皆自分の本音をストレートに伝えられるわけではありません。
また、それが人間的な強さと結びつくわけでもありません。
退職代行を利用してトラブルや失敗するリスクはないの?
実際どうなんですか?
確かにトラブルがゼロというわけではありません。
しかし、このブログで紹介している退職代行業者の退職代行はほぼ100%成功しています。
その点は安心してください。
退職代行で退職の手続きをするだけであれば、特にどの業者に任せても問題ありません。
しかし、退職するにあたって会社と交渉が必要な場合は、話は別。
実は労働組合や弁護士でないと退職時の交渉はできません。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、読んでください。
-
【要注意!】退職代行ができるのは弁護士だけ?後悔しないために
退職代行は何をしてくれるの?どんなサービスなの?
退職の意思だけは本人に書面で伝えてもらって、その後の事務的な処理を代行します。
よく勘違いする人がいますが、退職の意思を代行して伝えるわけではありません。
それは法律的にできません。
例えば、企業側から話を聞いて次のようなことはあなたの代わりに行ってくれます。
- 社員証や制服の返却
- パソコンのパスワードを企業に伝える
あなたが用意するのは、退職届くらいです。
もし、会社のせいでうつ症状など患ってしまった場合、心療内科の診断書とかがあるといいでしょう。
退職代行サービスは、家族からの理解を得るのも難しい(独身だと使いやすい)
家族がいる場合、転職・退職するときは相談すると思います。
しかし、その時に障害となるのが意外に家族だったりするんです。
転職をするとなると、今までと暮らしも変わる可能性もあります。
したがって、あなたのパートナーからの理解が得られないことはよくあります。
それは、内定をもらっても、家族や両親の反対で転職を諦めるケースも少なからずあるからです。
”転職ですら”こうなんです。
いくら認知度が増してきたとはいえ、退職代行サービスを利用すると言えば猛反対を食らう可能性は高いです。
「最後くらいケジメをつけなさい!」と言われるかもしれません。
その場合は、”こっそり”使うのをおすすめします。
(転職についてはさすがに相談しましょう!)
あなたが家族に話さない限りはバレることもありません。
それに引き換え、独身の場合は、誰にも相談する必要がないのである意味無敵かもしれません。
退職時の最低限気を付けたいこと・・・”引継ぎ”だけはしましょう!
私物の回収と必要な引継ぎだけは残した方が良いです。
最低限の引き継ぎは必要です。
さすがに引継ぎを何もしないと、あなたも後味が悪くなってしまうと思います。
メモ程度で良いので、自分が働いてきた証を残しましょう。
引継ぎに関しては、こちらの記事でも解説しているのでお読みください。
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退職代行を利用しても退職の引き継ぎは必要?!引き継ぎなしでやめるには?
おすすめの退職代行サービスを厳選!自分に合ったものを利用しよう
退職代行サービスも一律に同じというわけではなく、それぞれ強みがあります。
自分に合った退職代行サービスを選びましょう!
おすすめの退職代行はこちらの記事で紹介しています。
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【2021】おすすめの退職代行を厳選!気になる料金は?【格安】
退職代行を使って、ストレスある職場からおさらばしましょう!
退職代行は世間にも知られるようになりましたが、まだまだ歴史は浅いです。
新しく出るサービスというものは、必ず最初は反対意見が出たり、非難の対象になります。
しかし、時間が経つにつれ支持者が増えていくものです。
いずれ退職代行もそういう位置づけになっていくでしょう。
働くことで、心をすり減らし、最悪な結果を迎えてほしくはないです。
それならば、まだ退職代行を利用した方がマシだと思います。
そして、新たな気持ちで人生再スタートするのも悪くないのではないでしょうか?
また、退職するのが怖い人は、退職代行の利用もおススメです。
今では、利用者も増え、世間的な認知度も高まっています。