このような悩みにお答えします。
結論
引き継ぎはしないでも辞められます!
しかし、”あなた”のためにも最低限の引継ぎをして辞めることをおすすめします。
それでは解説します。
この記事はこんな方におすすめ!
- 退職代行について知りたい人
- 退職代行の利用を検討している人
- 引き継ぎせずにやめることができるか気になっている人
本記事の信頼性
退職代行の利用者数は年々増加している
最近では退職代行も利用者数が増え、認知度が上がってきています。
数年前にテレビで取り上げられた当時、大きな話題を呼びました。
引き継ぎはしなくてすみますか?
それでは退職代行を利用することで、”引き継ぎをしなくて済むか”について解説します。
おすすめの退職代行サービスや退職代行の基本を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
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【2021】おすすめの退職代行を厳選!気になる料金は?【格安】
退職代行を利用すれば、基本的には引き継ぎなしで退職可能です。
引き継ぎをしなくても退職することはできます。
とはいえ、あなたがプロジェクトリーダーなどの重要な立場、役職などについている場合、さすがに何も引継ぎをせずに退職してしまうのはどうかと思います。
もし、そうでないとしても、”あなただけ”しか行っていない仕事は何かありませんでしたか?
どんなに簡単なことで構いません。
あなたの業務を担当していない人にとっては、引き継ぎをしっかりしてあげた方が親切です。
あなたが退職した後、その業務のやり方がわからなくなってしまうからです。
とはいえ、様々な事情から対面での引き継ぎは嫌だ!という人もいるでしょう。
どうしても対面の引き継ぎが嫌な場合は、誰でもわかる資料を作成しましょう。
・・・その場合はバックレることも可能ですが、あなたが引き継ぎをしないことで、取引先のお客さんが困る、仲の良かった同僚が困るということはありませんか?
自分が引き継ぎをしないことで困る人がいるかもしれないという想像力だけは、ぜひ持っていてほしいです。
退職代行について、次のような意見を持っている人もいるようです。
今まで精神的な苦痛を受けてきた会社への最大の嫌がらせは、『退職代行』です。
①:人手不足 ← もっと人手不足にできます。
②:引継ぎ ← ムカつく上司などが代わりにやる。
③:保険証などの必要書類 ← 全て郵送させる。などなど。
苦痛を受けた会社は、10倍返しで心がスッキリしますよ!
— ワカの脳内 (@wakas_thought) October 2, 2020
確かに気持ちはわかりますが(笑)
自分が嫌いだった会社に対して、同じように嫌がらせをしたら、周りからは同類の人間と思われてしまいますよ?
そこはグッと堪えてほしいです。
また、引継ぎをしないことで、結局あなたが罪悪感を持ってしまう場合もあるんです。
それなら最後の仕事として引継ぎのメモだけでも良いので残した方が、あなたも気に病まなくて済むと思います。
退職に関するルールを知りましょう!
退職代行は何か特別なことをするわけではありません。
退職代行業者が、労働基準法や民法などの法律に則り適切な対応をとるだけです。
退職の意思は2週間前に伝える
退職を伝える時期ですが、民法で2週間前に伝えると定められています(無期雇用労働者(正社員労働者)について)。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法
それは社内規則であり、守る必要はありません。
要は会社側が突然辞められたら困るから、「最低限これくらい前に教えて!」というお願い程度の効力しかありません。
そのため、このように社内規則で明文化されていても、正社員労働者であれば、退職日の2週間前に退職を申入れれば、退職できます。
有給消化を利用して会社に行かないことにより、実質的な即日退職が可能となります。
注意ポイント
民法の規定では、即日退職は実現できません。
退職の意思を2週間前に通知する必要があるからです。
そのため、即日退社するためには有給休暇を利用する必要があります。
メモ
雇用形態にかかわらず全労働日の8割以上出勤していて、入社から6ヶ月が経過している労働者には誰でも10日間の有給が付与されます。
これは法律で定められています。
第三十九条 使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。
引用元:労働基準法
したがって、退職の意思を伝えた時点で、2週間以上の有給休暇が残っていれば、これを利用することで退職可能になるまで出社しないことが可能となります。
そのため、入社後すぐや有給休暇が不足している場合は、この方法は使えません。
それでも即日退職したいのであれば、会社と協議する必要があります。
退職時の有休消化は利用可能
退職時に有給申請をすると会社からこんなことを言われるかもしれません。
- 「引き継ぎはしっかりやって!」
- 「引継ぎがしなければ有給休暇は認めない!」
会社は退職時の有給休暇取得を拒否することはできません。
会社側が有給休暇取得の時期をずらすように命じる”時季変更権”はあります。
しかし、有給休暇の時期を変更するにも、変更の時期が退職後ということになるので、時季変更権は通常使うことができません。
引き継ぎなしで退職する時の注意点を3つ紹介!
- 最低限の仕事しか引き受けない
- できるだけ普段通りに過ごす
- 万が一のことを考えておく
それぞれ解説します。
注意点①:最低限の仕事しか引き受けない
注意点一つ目は、最低限の仕事しか引き受けないことです。
当然ですが、今まで通りに仕事を引き受けてしまうと、その仕事を終わらすことなく退職することになりかねません。
結局その仕事を他の人に押し付けることなるのは、やはりあまり良い行いとは言えないでしょう。
退職を決めたのであれば、仕事の安請け合いは避けるべきです。
仕事放棄により会社から訴えられることは無いでしょう。
時間・裁判費用代もかかり、企業ブランドも落ちかねないことにわざわざ労力を使うことは理にかなわないからです。
注意点②:できるだけ普段通りに過ごす
注意点二つ目は、きるだけ普段通りに過ごすことです。
辞める素振りを見せないことは重要です。
やたらトイレに行ったり、仕事を抜け出して電話ばかりしていると、勘づかれて厄介なことも。
なるべく普段どおり過ごしましょう。
また、退職を決意しても、嫌いな上司・同僚に倍返しすることは考えないようにしましょう。
百害あって一利なしです。
最悪あなたが恨まれて、事件に発展する可能性もゼロではありません。
どんなに理不尽なことをされたことがあっても、それは水に流しましょう。
注意点③万が一失敗する可能性も考えておく
注意点三つ目は、万が一失敗する可能性も考えておくです。
退職代行を使って引き継ぎなしで辞める時は、失敗する可能性もあります。
退職代行業者には悪徳業者もあります。
実は弁護士の資格も無いのにあるように見せ、強引に退職手続きをする業者もあり、問題になったことがあります。
失敗して後悔することのないように、安全な退職代行業者に依頼する必要があります。
退職代行で引き継ぎなしで辞める時の手順は?
引き継ぎなしで退職しても、手順通りに行えばトラブルを最小限に抑えることができます。
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1引き継ぎなしで辞める手順①:就業規則を読む
まずは就業規則を確認しましょう!
給与・賞与・退職金の扱い、有休消化・退職時に関わる規定が必ず書いてあるはずです。
企業によっては、"退職を申し出た後の賞与は減額する"など、ルールが定められています。
特に重要なのは、いつまで在籍している場合に賞与が発生するか?ということです。
この日まで在籍している場合に満額支払うといった基準日があるはずです。
しっかり確認しておきましょう。
ポイント
とにかく賞与を満額貰いたい場合は、口座に振り込まれたことを確認してから退職を申し出ることです。
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【ボーナス泥棒?】ボーナス(賞与)のもらい逃げは全く問題ない!【転職】
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2引き継ぎなしで辞める手順②:退職届を作成する
退職代行で引き継ぎなしで辞める時は、退職届を予め用意しておきます。
前もって準備を進めておくことで、いつでも退職できるようになるからです。
そうすることで、退職届を直接渡さないで済みます。
机の中に忍ばせましょう。
退職代行で辞める場合は、「机の中に退職届があるので」と伝えることができ、上司が確認できますよね?
退職を決意したその時にでも用意しておきましょう。
内容は凝る必要はありません。
こちらを参考に書けば良いでしょう。
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3引き継ぎなしで辞める手順③:引き継ぎ書を作成する
引き継ぎ書を作成しましょう。
これが一番面倒くさいかもしれませんね。
直接引き継ぎをしないとしても、後任者に最低限の引き継ぎを行う必要があります。
これまで説明したとおり、引き継ぎ書も作らずに退職することもできますが、やはり会社とのトラブルの原因になりえます。
無用なトラブルを生むことはビジネスマンであれば避けるべきです。
後任者もあなたのことを恨むでしょう。
転職先が同じ業界なら、悪い評判が広がってしまい、あなたの首を絞めることもあります。
できるだけ後腐れの無いような行動を取りましょう。
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4引き継ぎなしで辞める手順④:退職代行業者に依頼する
それでは退職代行業者に依頼しましょう。
スムーズに円満退職するノウハウを、退職代行業者は持っています。
彼らのサポートを借りて、ノンストレス退職しましょう!
おすすめの退職代行サービスを厳選!自分に合ったものを利用しよう
退職代行サービスも一律に同じというわけではなく、それぞれ強みがあります。
自分に合った退職代行サービスを選びましょう!
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退職代行を使って、ストレスある職場からおさらばしましょう!
新しく出るサービスというものは、必ず最初は反対意見が出たり、非難の対象になります。
しかし、時間が経つにつれ支持者が増えていくものです。
いずれ退職代行もそういう位置づけになっていくでしょう。
心をすり減らし、最悪な結果を迎えてしまうくらいなら、退職代行を利用して、新たな気持ちで人生再スタートするのも悪くないのではないでしょうか?
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