そんな疑問にお答えします。
結論
独身・既婚かは人間性には関係ありません。
比較することで優越感を得ようとする者こそが
最も人間性に問題があります。
ある一定以上の年齢を越した独身だと、次のような目で見られることが多いようです。
- 何か人間性に問題があるのではないか
- 同性愛者ではないか
- 借金やトラブルを抱えているのではないか
- 離婚歴があるのではないか
こんな風に思われて、頭を悩ませる独身も多いでしょう。
しかし、なぜこのような目が向けられてしまうのでしょうか?
本記事の信頼性
既婚者の立場:"独身"でないことで優越感を得られるため
”不倫報道がなされる理由”の記事でも触れたように
人は他者との比較なしに幸せを感じることはできません。
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【福原愛の不倫疑惑・離婚の危機】なぜ不倫報道は後を絶たないのか?
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ここでもやはり比較という要素が登場します。
つまり、カテゴライズです。
カテゴライズして、「○○とはこういうものだよね」と考えるのは便利ですよね。
一人ひとりに向き合う必要がなく、考えなくて済むからです。
また、自分とは異なるカテゴリーを作ることで
そこに属さない自分は優れていると思いこむことができます。
- 独身・・・”一緒にいたくない”、”人から選ばれない”と思われる劣った人
- 既婚・・・”一緒にいたい”、”人から選べれる”と思われる優れた人
独身=”人間性に問題がある”と主張する人は、差別主義者と変わらない
独身=”人間性に問題がある”と主張する人は、差別主義者と変わりません。
差別の定義は次の通りです。
差別(さべつ)とは、特定の集団や属性に属する個人に対して、その属性を理由にして特別な扱いをする行為である。
それが優遇か冷遇かは立場によって異なるが、通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目する。
Wikipediaより引用
要するに、自分と異なる集団・カテゴリーの人に対して不当な扱いをする人全般を指します。
例えば、差別には「人種・性別」などがあります。
ここでは人種を例として挙げます。
最近、アメリカで白人警察官による黒人暴行事件があり
世界中で抗議活動が起きていることはご存じの通りです。
注意ポイント
今回、被害にあった黒人には冥福を祈りますが
完全に無実だったかというと、そんなことはなさそうです。
犯罪歴も多くあり、決して美化されるような存在ではありません。
それでも、白人警察官が黒人を死に至らしめたということで
白人vs黒人という対立構造が浮き彫りとなり
一気に人種差別抗議運動が広がりました。
人種差別は今なお、世界中で繰り広げられています。
これだけ差別はダメという教育は行われているのに
一向に効果が現れないのはなぜでしょうか。
それが環境要因か、遺伝的要因化はさておき
人間は本質的にそういう生き物ということでしょう。
「独身は何かしら問題がある人」であると盲目的に考えることが
人種差別をしている人となんら変わらないということに気づかなければなりません。
既婚であることが人間性が優れていることの証明になるなら
DVは起きないし、旦那デスノートなど生まれないでしょう。
旦那の性格・容姿について全否定し、暴言を吐き散らかしています。
かつて
「一生あなたを愛し続けます💛」
と誓った人間とはとても思えません・・・。
普段会社で笑って会話している人が
こんなことを書き込んでいたら、
もはや人間不信になるレベルです。
他人と比較をして優越感を感じても、空しいだけ。
他人と比較して優越感を感じても、空しいだけです。
カテゴライズして、優越感を得ようとする者こそが
最も人間性に問題があります。
独身or既婚どちらであるかは、人間性に関係ありません。