転職活動をしているけど、今の会社からボーナスってちゃんともらえるのかな・・・?
ボーナス泥棒って思われないかな?
転職活動を始める前にボーナスを満額もらう方法を知りたい!
こんな悩みを解決します。
本記事の信頼性
転職するタイミングがちょうどボーナスを貰った後になると、周りの人に"ボーナス泥棒"と思われないか不安な気持ちになりますよね?
私も当時、ボーナスがちゃんと満額もらえるか不安でした・・・
結論から言うと、全く気にしなくて大丈夫です!
本記事を読めば、ボーナスに対する考え方が変わり、前向きに転職活動ができるようになります。
ぜひ最後までお読みください。
本当は欲しいボーナス・・・だけど、”もらい逃げ”とは思われたくない?
ボーナス泥棒と思われたくない気持ちはよくわかります。
ボーナスを貰った後にすぐに転職する場合、どうしても罪悪感のようなものを感じてしまいますよね・・・。
しかし、あなたはなぜ”ボーナス泥棒"と思われたくないのでしょうか?
おそらく、「これまで一緒に働いた同僚に悪く思われたくない」という気持ちがあるからではないでしょうか?
人間ですから、他人に嫌われたくないと思うのは当然のことです。
しかし、ボーナスは仕事の対価として受け取るものですよね?
あなたは身を粉にして、会社のために働いたはずです。
それなら、ボーナスをもらう権利は十分にあるのではないでしょうか?
頭ではわかってるけど、イヤミを言われるのが怖いな・・・
しかし、考えてみてください。
あなたのことを"ボーナス泥棒"呼ばわりする同僚に気を病む必要はあるのでしょうか?
あなたは、これから新しい環境で次のステージへ飛び立とうとしているんですよ。
私があなたの友達なら、素直に祝福します。
「自分の新しい道を見つけられたんだ、おめでとう!」と。
しかし、あなたのことを”ボーナス泥棒”であるかのように陰口を叩く人って、果たしてあなたの幸せを望んでいる人なのでしょうか?
おそらく答えはNo。
あなたの勇気と行動を踏みにじる人は、あなたに幸せになってほしくない人たちです。
そんな人に、後ろめたさを感じる必要なんてないですよ。
ボーナスは正当な報酬であり、貰わないとあなたが損するだけ
ボーナスは、あなたの仕事に対する正当な対価ですので自信を持って受け取りましょう。
ボーナスをもらわないで損をしてしまうのは、結局あなたです。
退職した後に後悔したところで”後の祭り”です。
また、転職活動をしていると、何だかんだお金がかかります。
- 面接に行くまでの交通費
- 面接待ち時間のカフェ代
- 写真代や履歴書など
- 転職による引っ越し
最近ではオンライン面接も増えてきているので、以前よりは転職活動による支出は少なく済むかもしれません。
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【転職】Web面接(オンライン面接)が増加、コロナ禍でも積極的に行動を!
また、すぐに転職先が見つかれば、交通費などもかからなくて済むかもしれません。
しかし、転職活動が長引いてしまった場合は、やはりそれなりの金額になります。
さらに、人によっては引っ越しをする必要がある人もいるでしょう。
これはかなり大きな出費になります。
私も転職を機に引っ越しましたが、敷金やら何やら合わせると40万円くらいの出費になりました。
もしボーナスを満額もらえれれば、これらの出費の足しになりますよね?
それはあなたにとって、とても助かることだと思います。
そんな出費がかかることも知らず、あなたを”ボーナス泥棒”のように扱う人がいれば、その人はあなたが関わるべき人間ではありません。
もし、嫌われたとしても大丈夫です。
転職すれば、今後の人生でその人と関わることはほぼありません。
業界が同じだと、どこかでばったり会うこともあるかもしれませんが、あまり考えなくて良いことです。
どうせ会話もしませんから・・・。
そもそもボーナスは、同僚や上司などの財布からもらっているわけでは無いですよね?
なので、誰もあなたのボーナスに対して、口出しできる権利は無いのです。
ボーナス豆知識
ボーナスは会社の業績などを加味して調整が効きやすいので多くの企業に採用されている制度です。
極端の話、前回のボーナスは2か月分もらったのに、今回は0ということも簡単に出来てしまうんです。
ボーナスという制度は会社・経営陣にとっては非常に便利なんです。
経営陣のさじ加減で支払う額を決めることができますからね。
一方、月給は一度この金額を支払うと契約すると簡単に下げることはできません。
これは法律によって労働者が保護されているからです。
結局のところ、ボーナスは「普段の給料から差し引かれているお金」と言っても過言ではないんです(重要)。
そのため、転職時にボーナスを満額もらうように動くことは合理的で、むしろ積極的にもらうべきものです。
そもそも、支給日より半年前の仕事に対する報酬なので、もらって全く問題ありません。
転職でもボーナスをもらうために綿密なスケジュール管理を!
転職において、ボーナスをうまくもらうために大事なのはスケジュール管理です。
応募・面接・内定・入社までにかかる時間を逆算して転職活動を開始することが重要です。
月 | 内容 |
5月 | 内定 |
6月 | ボーナス支給 退職届提出 |
7月 | 引継ぎ・退職 |
8月 | 転職先へ入社 |
月 | 内容 |
11月 | 内定 |
12月 | ボーナス支給 退職届提出 |
1月 | 引継ぎ・退職 |
2月 | 転職先へ入社 |
ボーナスをもらって転職するためには、現職のボーナス算定期間・支給時期などが記載された会社の「ボーナス支給規定」にも目を通しましょう。
もし、自分のスキルに少し不安がある場合、もう少し早めに活動しても良いかもしれません。
夏のボーナスを受け取って退職したいなら”2~3月”、冬のボーナスを受け取って退職したいなら”9~10月”を目安に転職活動をはじめると良いでしょう。
もちろん、早めに情報収集だけするのもOKです。
損をしないために!ボーナスをもらう転職の仕方
ボーナスをもらうために損しない転職の仕方を紹介します。
現職のボーナス(賞与)支給規定に目を通す
ボーナスに合わせて転職をするためには賞与算定期間・賞与支給時期など「ボーナス支給規定」を確認する必要があります。
通常、賞与の算定期間は、賞与支給前の半年間が対象になります!
大体の日系企業は年2回のボーナスだと思いますが、3カ月ごとの査定を行う企業もあります。
賞与支給時期は
- 夏が6月下旬〜7月上旬
- 冬は12月上旬
の企業が多いです。
そして大事なのが、支払日在籍条項です。
これは、この日まで在籍している者のみにボーナスを支給するという決まりです。
逆に言うとそれを過ぎれば貰えることになるということ?
退職を申し出るタイミングはボーナスをもらってからの方が安心な理由
ボーナスを確実にもらうためにはボーナス支給後に退職届を出すのがベストです。
ここでもう一度確認しておきたいことがあります。
注意!
ボーナスは企業が必ず支払わなければならないものではありません。
ボーナスは”経営者の判断”や”会社の業績”次第でいくらでも上下させることができます。
これが月給とは大きく異なるところです。
注意
ボーナス支給額を経営陣が握っているため、支給日前に退職の意思表示をしてしまうと支給額を多少下げられても文句を言えなくなってしまいます。
ただし、賞与支給についてルールが明文化されている場合は除きます。
日系企業の賞与は、法律で支給が定められているわけではありません。
そのため、退職の意思表示が理由で減額されたとしても不服を申し立てることがかなり難しいです。
ボーナスを満額もらって退職したいなら、退職届を出すまでは退職することを伝えず、支給後に退職を申し出るのが確実です。
引継ぎだけはしっかり行う!ボーナスもらい逃げの印象を残さないために
これまで説明した通り、ボーナスは今まで働いてきた実績に対するものです。
そのため、ボーナス支給直後に退職をしても全く問題ありません。
・・・そうは言っても人間なので、全く気にしないのも難しいですよね。
その場合は、引継ぎをしっかり行うようにしましょう!
ポイント
「終わりよければすべて良し」というように、丁寧な引継ぎをすれば周りにも好印象を残せますし、少なからずお世話になった会社だと思うので誠実に対応しましょう。
引継ぎをすることは会社のためだけではなく、”あなたのため”でもあるんですよ。
「やれることはやり切った!」と思うことができれば、あなた自身も次の会社に気持ちを向けることができます。
これはあなたと会社がWin-Winの関係になるので、ぜひやっておきたいことです。
退職手続きを誰かに頼みたいくらいです・・・
もし、そうであれば退職代行を使用しましょう。
退職代行も数万円から利用できるので、もらえるボーナス次第ではそこまで大きな出費になりません。
今の時代、退職代行を利用する人もかなり増えており、ためらったり恥ずかしがる必要性も無くなってきました。
しかし、人それぞれ理由があるのでその限りではありません。
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【2021】おすすめの退職代行を厳選!気になる料金は?【格安】
内定から入社まで転職先が待ってくれるのは3カ月まで!
多くの人は、在職中に転職活動を行います。
その場合、内定が出て転職先が決まってから退職を申し出ることになります。
しかし、採用担当者はあなたが本当に退職する気があるかとても不安なんです。
引き延ばされたあげく、あなたが入社しないことになったら・・・
また採用活動をしないといけなくなり、その企業にとっては大きな機会損失になってしまいます。
また、あなたも不義理を行う人と転職エージェントに判断され、今後の転職活動に影響しかねません。
そのため、内定から入社までの期間に無理のないスケジュールをたて、確実に入社できる日を提示する必要があります。
注意ポイント
なお
「現職のボーナス支給後まで退職を待ってください」
と言うのはおすすめしません。
そこは嘘も方便で
「お世話になった会社なので、引継ぎをしっかりしたい」
「今のプロジェクトを完遂してやり切って御社で働きたい」
などのように伝えましょう。
職種・ポジションなどによって異なりますが、内定をもらってから転職先への入社までの期間は1〜2カ月が一般的です。
長くて3カ月程度です。
私の時も2カ月程度を提示されました。
タイミングによっては、転職でボーナス(賞与)を諦めることも必要!
ボーナスは、支給月の過去6カ月間の人事考課・勤怠・実績などを考慮して決定されます。
転職を考える人にとって、現職でボーナスを受け取り、さらに転職先でもボーナスをなるべく多くもらいたいというのが本心でしょう。
しかし、一般的に試用期間は賞与算定期間に含まれません。
転職後すぐのボーナスはあまり期待しない方が良いと言えます。
転職先での初ボーナスの額を優先するか、現職のボーナスを優先するかはケースバイケースです。
そのあたりも考えてスケジュールを立てる必要があります。
番外編 外資系企業の方がボーナスを考えなくて転職活動できる?
せっかくなので、番外編として外資系企業の場合の説明をしておきますね。
年俸制である外資系企業の場合は予め年収が決められており、年俸を12分割した金額が支払われます(企業により16分割などもある)。
ボーナス分も入っているようなものなので、月給は必然的に多くなります。
メモ
別途ボーナスも支払われる企業もありますが、日系企業よりは少ないことが多いです。
月給1カ月程度というところも多いです。
そのため、いつどのタイミングで転職してもあまり関係なく「日系企業よりボーナスのことを考えなくても転職しやすい」というのがメリットだと思います。
逆に、大手日系企業だとボーナスが100万単位のこともありますから、転職するタイミングについて良く考えておく必要があります。
外資ではボーナスが少ない分、月給が多くなることが普通です。
ということは、生活費以外の余ったお金を株や投資信託、自己投資などに回せる額も大きくなります。
株や投資信託などは運用期間がモノを言うので、手元にお金が多く入ってくる年俸制は有利だと言えます。
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因みに外資系企業の場合、年俸以外にインセンティブが支払われることがあります。
先ほど説明したように、ボーナスは1月分くらいと日系企業に比べて少ないことも多いですが、営業などの職種だとインセンティブはかなり多いことがあります。
年俸とは別に、インセンティブだけで数百万円~一千万以上もらう人もいますよ!
外資系企業に強い転職エージェントを厳選した記事を書いています。
転職エージェント次第であなたの人生が大きく変わることも。
転職を考えている人はぜひお読みください。
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ボーナスを貰うことを優先して、本来の目的を見失わないように!
この記事では次のことを解説しました。
- ボーナスをもらうことは悪いことではない
- ボーナスを満額もらうためのスケジュール感覚
しかし、ボーナスのことばかり考えて、せっかくの転職のチャンスを逃したら元も子もありません。
あなたが最優先するべきことは、転職で新しい人生を切り開くことです。
その目的だけは見失わないようにしましょう。
うまく転職先もボーナスも両方ゲットできるよう、頑張ってくださいね!
- まだ転職を始めていない人
- 転職活動中だけど手駒が少なくなって不安な人
- 転職エージェントの選び方がわからない人
そんな人のために、「超定番!おすすめ転職エージェント」を紹介しています。
もちろん、登録は無料です。
私も実際に利用した転職エージェントで外資系企業に転職することができました。
次の記事で詳しく解説しているので読んでみてください。
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さいごに・・・
そしてあなたはボーナス泥棒ではないです!